<br><br> レベルモーターサイクルカンパニー、ショップ、ハーレーショップ、カスタムショップ、ハーレー、ハーレーダビッドソン、ロードホッパー、修理、ストリートグライド、ヘッドガスケット、シリンダースタッドボルト、カスタム、エアクリーナー、ショベル、チョッパー、スポーツスター、コイルステー、コイルブラケット、ワンオフ、ナロータンク、タンク加工、フェンダー加工、マフラー、マフラー製作、オートバイマフラーの製作、ハンドル製作、バイクのマフラー製作、ツーリングモデル、ダイナ、看板、サイン、アイアン、鍛鉄、鍛金、栃木県、宇都宮市、下野市、そば、蕎麦、溶接、雑学、sr、w650

こんばんは。



油漏れが気になって仕方ない方は今から書くことは関係ないかもしれません。

なぜなら、すぐ修理してしまうからです。



まだ大丈夫とワイルドに乗ってらっしゃる方要注意です。

早期に直さないと一大事になってしまう事があります。



今回はサイドカーが修理で入庫しました。

症状は �@バイク下からの油漏れ

      �Aギヤ変速が困難



原因 �@ドライブギヤスプーリーを止めるナットのゆるみ

    �Aメインシャフトの変形、クラッチスプリングプレートの破損、

     メインドライブギヤを保持しているベアリングの破損





後輪を駆動する為にベルトを使っています。

フロントのプーリーからベルトを介してリヤプーリーへ力を伝えます。



フロントのプーリーを固定するナットが緩むとトランスミッションから油が漏れてきます。

その他にもオイルシールやその他が原因で油が漏れることがあります。



ナットの緩みで油が漏れてきた場合、そのままにしておくと、ナットで抑えていたプーリーが

暴れて、プーリーとメイン後ライブギヤの勘合部が減ってしまいます。

ドライブプーリーです。ぎざぎざの奥の方が段になっているのが分かりますか?





新しい部品です。







メインドライブギヤです。

画像の下から見ていくと真ん中より少し上の部分が段になっています。









減ってしまったプーリー、メインドライブギヤを使うとナットが緩みやすくなる悪循環に陥ります。

なので、油漏れの際は早期の点検をしておいた方が、バイクにも財布にも優しい結果になります。











それでは修理していきます。

メインドライブギヤの交換はトランスミッッションを全部分解します。





プライマリーカバー側も全部分解します。

ベルト付近、トランスミッションの中央付近に飛び出しているのが、メインドライブギヤです。





油汚れがすごいですね。





バイク進行方向右側から見た所です。

メインドライブギヤを交換するにはトランスミッションを全て分解しなければなりません。







SST(特殊工具)を使用してメインドライブギヤを引き抜きます。





ベアリングも損傷しているので取り外します。







横二列にギヤが並んでいます。

画像下側のギヤを串刺しにしているシャフトがメインシャフトです。

このシャフトも変形しているので交換します。





バックギヤが付いています。

メインシャフトの先端にはバックギヤで使用するギヤが空転しない様に

回り止めのピン(業界では”キー”と呼ぶことが多いです)が入っています。

この車両はギヤに過度の力がかかった為、キーがクサビになりメインシャフトを潰してしまいました。

画像の右側のギヤです。





分解します。

キーが抜けません。

”いじやけた”(栃木県の方言です)ので燃やしてしまいました。

うそです。なんとか取ろうと努力しています。





あれ?ベアリングハウジングが”ガジガシ”の”ボロボロ”になっています。

。。。。。。。。。

”いじやけた”のでギヤ2個とも、サンダーで切ってしまいました。

”いじやけた”は”うそ”です。(^_^;)





今回はバックギヤも壊れてしまっている為、切ってしまいました。

心配しないでください。

いつもはエレガントに分解しています。



このサイドカーは1994年式ですから約20年、

バックギヤは、泣き言を言わずお客さまの為に仕事をしてきました。構造からするとすごい事です。



これ、今は亡き師匠が作った物でした。

今は数社からバックギヤが販売されていますが、サイドカーが全盛の時に全国的に使用されていました。

90年代の車両に付いているのはほぼ師匠のバックギヤです。



今更ながら越えられない大きな壁であり、大きな背中です。



話がそれました。

このベアリングハウジングは、今まで付いていたバックギヤを装着するために切削してあるので

新しいバックギヤを付ける際は使用しません。



ギヤが取れたら特殊工具を使用して、ベアリングハウジングからギヤが付いている”メインシャフト”、カウンターシャフト”を抜き取ります。





左側の二つがメインシャフトとメインドライブギヤです。





新しいメインシャフトにギヤを組み替えて、ギヤ一式を新しいベアリングハウジングに圧入します。





バックギヤを取り付けます。

メインシャフト側のキーも取り付けます。









ギヤを特殊工具を使用して、トルクレンチで規定トルクで締め付けます。







カウンターシャフト側のキーを取り付けます。

このキーは回り止めの役目と、ギヤに過大な力がかかった時に破断してギヤの破損を防ぐ役目をしています。

ありそうでなっかた発想です。





そして、次回へつづきます。

それでは、